イライライラナーイ(ユリ熊嵐のネタバレ少し有り)
ユリ熊嵐の4話も観ました。
相変わらず幾原監督はセンスがいい(センスのいいスタッフを集めている)!
3話で少しわかりやすい喩えをして、4話でかなり深い部分でのテーマをわかりやすく描いたというのがたまらない。
全部が全部わかりやすすぎても物語の面白さを失ってしまうし、難解すぎても冷めてしまう。ユリ熊嵐は難易度がかなり高いように思えたけど、実際の所根底のテーマ自体はシンプルなんだろうなと思ってしまう。
いろいろ考察を読んでいてハッとしたのが、るるの弟みるんの件。
実は殺しても殺しても生き返ってくるのはるるの妄想ではないかという予想。
弟への罪悪感が生み出した物だとしたら、面白い演出でもあるなぁと。
とにかくこの件で、アニメ冒頭の「わたしたちはスキを諦めない」の意味が理解できてくるような感じでもある。まあ、そこまでストレートじゃないと思うが。
それにしてもこの物語は言葉選びは巧いなぁ。好き(スキ)とかキスとか、罪(つみ)と蜜(みつ)とか。
イライライラナーイはけっこうスキ!